ネガティブな印象を持たれるリスクがある

マーケティングオートメーションを見込み客の掘り起こしに活用するときの最も大きなデメリットは、アプローチした見込み客からネガティブな印象を持たれてしまう可能性があることです。マーケティングオートメーションでは基本的に自動化可能な方法でアプローチをします。メールやSMS、プッシュ通知などを送ることでアプローチするのが基本で、内容は他の見込み客とほぼ同じです。自動送信されたものだという印象を持たれるのは明らかでしょう。個別に書いたメールを受け取るのは嬉しくても、自動配信メールは嫌いだという人も大勢います。そのため、マーケティングオートメーションによるアプローチをしたために見込み客が離れていくリスクがあるのです。

設定で失敗するとマイナス効果になる

マーケティングオートメーションによって見込み客を掘り起こすときには設定を失敗するとマイナス効果になるのもデメリットです。このターゲットを狙ってアプローチしようと決めて設定をして実行したまま放置していたら、いつの間にかどの見込み客も離れていってしまったということがしばしばあります。個別にマーケターがアプローチするのと違って、顧客や見込み客のレスポンスをきちんと見ていないことが多いからです。見込み客がマイナスのイメージを持ってしまったのに気付いてもフォローすることができず、メールやSMSの受信拒否をされてしまうケースもあります。マーケティングオートメーションを活用するときには放置せずにフォローを重視するのが大切です。