目的を持って収集と蓄積をしよう
マーケティングオートメーションは顧客情報の収集にも、情報の蓄積にも効果的なのは確かです。ビッグデータを作り上げることすらできるほどの力を持っているのがマーケティングオートメーションツールですが、むやみに情報収集をしただけでは活用ができません。必要な情報は何なのかを考えて目的を設定し、整理しながら収集できるように設計するようにしましょう。ただ情報を蓄積しただけではデータ容量が無駄になるだけです。使いたい情報が何なのかを予め明確にしてからマーケティングオートメーションを活用することで、スムーズに次のマーケティング施策に生かせます。目的意識が欠如していると使えないデータばかりになるので注意しましょう。
売上との関連性もデータにしよう
マーケティングオートメーションではマーケティングに関連する顧客情報の収集ができるだけです。基本的には顧客からのアクションの情報が収集可能で、どのようなアプローチをしたらどんなタイミングでアクションがあったかを克明に情報として記録できます。このデータベースがあったとしても、企業としては売上にならなければ意味がないでしょう。マーケティングオートメーションによる顧客情報の収集を活用するためには、売上との関連性もデータにして分析できるようにするのが肝心です。この視点がないと売上があまり上がらず、ただ顧客との接点が増えるだけになりがちです。最終目標は売上の向上だということを忘れずにマーケティングオートメーションを使いましょう。